マンセル表色系

「色相（いろあい:hue）」「明度（あかるさ:Value）」「彩度（あざやかさ:Chroma）」の３つの属性の組み合わせによって色を記号化して表します。マンセル表色系で表された色の値をマンセル値と呼びます。

色相：色合いを１～10の数字と記号で表示（赤：R/黄赤：YR/黄：Yなど）

明度：明るさを１～10の数字で表示（０：完全暗黒、10：完全純白）

彩度：あざやかさを０から始まる数字で表示（０：無彩色）

【マンセル値】

　5Y 9/12

景観法・景観基準とは、地域の特性に応じて定められている外観の色色彩基準のことです。

京都や奈良に行くと、見慣れたコンビニの看板が他の地域とは違った落ち着いた色合いになっているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

あれらは、京都や奈良の古風な街並み・景観を維持するために、派手な色を使わないよう、景観基準が設けられている場所のため、看板の色が変えられています。

外壁塗装は、一度塗れば10年、またはそれ以上の長い間、その色で過ごすことになります。

ビビットなカラーをご希望の際は、お住まいの地域の色彩基準を確かめてからカラーを選ぶことが大切です。

自治体によっては、地域の固有性を維持・向上していくために、地域の特性に応じて外壁に使用できる色彩をマンセル値により定めています。なお、建物や樋（とい）についても、この色彩基準は適用されますのでご注意ください。

自地域ごとに定められた色彩基準では、明度や彩度の区分により、建物などに用いることができる色相の範囲を定めています。また、禁止色や、地域の特性に応じて使用することができる色彩の範囲を定めている地域もありますので注意が必要です。

マンセル値の調査が必要な場合は、是非塗りかえ～るをご利用ください。